新着情報

ハタノヴァンクール産駒が初勝利!

7月29日大井競馬場にて行われました2歳新馬(3R・ダート1600メートル)で新種牡馬ハタノヴァンクール 産駒アンダーザスターが好スタートから終始先頭を譲らず直線でも他馬を寄せ付けない独走で後続に2.4秒差をつける大差勝ち。待望のハタノヴァンクール産駒の初勝利を飾りました。

本馬の今後更なる活躍が期待されます。                                         関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

 

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第86回日本ダービー馬の母馬は、ジェイエスの海外代理購買馬です

日本国内だけでなく、海外でも出身馬が活躍しているセレクトセールが今年も
7月8日、9日にノーザンホースパークで開催されます。

今年のダービー馬ロジャーバローズは2016年のこのセレクトセール出身馬でした。
ロジャーバローズの母、リトルブックは生産者の飛野牧場様より依頼を受け、弊社が代理購買させていただいた1頭です。

購買当時から、ダービー優勝までの軌跡をジェイエス目線で書き上げた手記を寄稿いただきましたので
貴重な写真とともに、是非ご一読ください。

 

 

すべては見えない糸でつながっていた

2019年第86回日本ダービー 優勝ロジャーバローズ 生産者 飛野正昭

ダービー3

 

「よくやってくれた」馬産地日高が沸いた令和初の日本ダービーをレースレコードで勝った静内の飛野牧場の快挙。その興奮は未だ冷めやらない。

G1を社台グループが席巻していたさなかも、レース終わった陣営からは「どうせ獲られるなら飛野さんで良かった」と言わしめるその背景から紐解く。

 

 

飛野牧場の社長、飛野正昭が30代の頃、当時から社台の血統に興味があり、社台グループ創始者吉田善哉氏の門を叩いてから運転手をするほど二人の交流は深まった。

海外のセリにはよく同行させてもらい、ノーザンテーストの現役時代や、善哉氏所有の馬ラサールがイギリスのゴールドカップを優勝した時も現地で観戦していた。

当時はまだ日本人が海外の牧場で馬を見せてもらえる立場ではなかったのを、善哉氏が多く馬を購買するようになってから風潮が変わった。

セクレタリアト、ニジンスキーなど名馬を見ることができたのも善哉氏の功績のおかげだった。

 

時代は流れ、2012年、英タタソールズに上場するリトルブックのカタログが何故だか飛野社長の元に届く。(どうして届いたのか未だに不思議らしい)

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牝馬3冠馬ジェンティルドンナの3/4。ディープインパクトをつけるよりない。

ジェイエスに代理購買を依頼し、23万ギニー(約3380万円)で落札した。

現地で落札したジェイエス職員、大西恵介はその時の様子をこう振り返る。

 

リトルブック

 

「飛野社長が馬を選ぶ時にはテーマがあって、選ぶポイントは分かっていたので、現地では実馬を見た感想をそのままお伝えしました。変な癖のない、繁殖らしい馬。おすすめの馬だなと思いました。」

 

 

―社長が馬を選ぶポイントは分かっていた―

大西がそう言うのには訳があった。

 

 

2000年にジェイエスに入社した大西恵介は、特段語学が堪能だったわけではない。

入社してすぐに、即戦力になるべく研修としてアメリカへ渡り短期語学留学で鍛えられた彼は、ジェイエスの海外代理購買担当者として数々のサラブレッドの海外のセールにお客様と同行するようになった。

そこでよく一緒に同行していた飛野社長から、海外のセリの場で馬の見方を教えてもらったという。

だから今、自信をもって飛野社長の眼の代わりとなっておすすめできるのだ。

 

 

ジェイエスの海外代理購買請負は『―牧場から、牧場まで―』がモットー。

 

「購買に不可欠な諸手続きや実馬視察、獣医検査、海外の牧場からの輸送、検疫、日本の牧場に到着するのを見届けるまでが仕事。渡航の場合は航空券の手配やホテルの予約まで一貫してアシストするので、お客様には安心して馬を選ぶことだけに集中していただきたい。」

 

19年前、お客様から馬を教わっていた青年は、今ではジェイエスの欠かせない存在になっている。

リトルブックを競り落とした日も、きっと喜んでもらえる・・・そういう気持ちで時差のある日本の夜が明けたのを待って飛野社長に報告をした。

飛野社長はというと、無事落札、の吉報を聞いた時真っ先に思ったこととは

「さて、お金をどう工面しようか」だったという。

 

全身の柔らかさは一生に一度しか会えない馬。

とディープインパクトに惚れた飛野社長が4000万にものぼる種付け料をもってしても毎年つけ続け夢を賭けた。

 

しかし購買時にお腹にいた仔を産んで以降、不幸が続き、ロジャーバローズは競走馬までになった久々の子である。

 

飛野社長によるとリトルブックは大変母性愛が強く、子を喪った時や離乳した時など真剣に悲しむ馬なのだそう。とても賢く、理想的な母馬なのだそうだ。

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第4子

ロジャーバローズは2016年のセレクトセールにて7800万円で猪熊広次氏が落札し、角居勝彦厩舎からデビュー。京都新聞杯で初めてロジャーバローズの手綱を取った浜中俊騎手でダービーに挑んだが、この浜中俊騎手と飛野牧場との縁はその前にあった。

 

浜中騎手は飛野社長の自己所有馬シャイナムスメ(JRA4勝)で騎手人生初めての特別レースを勝っていたのだ。

 

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当時の浜中騎手の師匠、坂口正大元調教師は飛野牧場の買ってきた馬のおなかの子をほとんど買ってくれていた縁がある。

 

坂口元調教師はダービー当日、関西テレビの競馬番組に出演し、レースを観戦していたのだが愛弟子の勝利の後は感極まり言葉が出なかったそうだ。

レースの夜、飛野社長が北海道への飛行機に乗る直前に、祝福の電話があり二人勝利を喜んだ。

 

直後に乗った帰りの飛行機の中で飛野社長は思いがけないプレゼントをもらう。

ANAのCAから手渡されたダービー優勝祝いのカードに、興奮した心が和んだ。

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ダービーには大西も代理購買で関わったリトルブックの産駒の雄姿を見届けるべく、各手配も兼ね出発から飛野社長に同行していた。

 

ダービー2

ダービー5

府中競馬場へ向かうタクシーの中で「もし掲示板に載ったら大変なことだぞ」とお互いにかるく話をしていたものだが、

いざロジャーバローズが直線を向いて最後の坂を登り切ったところでまだ勝負をしているのを見た時、「勝てるかも!」と思ったそこからは、ひたすら机を叩くばかりで、もう何が何だかわからないくらい覚えていないのだそう。

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深夜牧場に到着すると足の踏み場がないくらいに埋め尽くされた200もあるかというお祝いの花の数々と仲間たちから祝福を受け、勝利の喜びを分かち合い長い一日が終わった。

(この日、日高中の花屋から胡蝶蘭が消え、苫小牧から取り寄せられるほどのパニックだったという)

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7071頭の頂点を制した今も、飛野社長は言う。

 

早くから海外の繁殖を導入し、放牧地を広げ、男手一つで牧場を築いてきたがここまでこれたのはみんなのおかげ。これまで関係したどの一人が欠けても成しえなかった。

お祝いに来てくれるみんなが涙を浮かべ祝福してくれることにその証を感じる。

そう語る飛野社長の眼はまた、潤みだしたように見えた。

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飛野社長は公には言わないので、実はこれまで地域に多大な貢献をしていることを知っている人は少ないので紹介しよう。

 

1909年、静内の旧御料牧場に建てられた「龍雲閣」は多くの皇族や政府高官が宿泊した歴史的建造物であるが、昨年の夏の強風で屋根が破損したままになっていた。

春には二十間道路桜並木が日高観光の目玉になり、龍雲閣も沢山の人が多く立ち寄るが

多額の修復費がかかる。町は公募にて修繕費を募ったがこの修復費に飛野社長も大きく貢献し、観光シーズンの公開に間に合っている。

 

ダービー優勝後にも、社会福祉に役立ててほしいと新ひだか町に寄付をした、その理由は

「子供の頃、消しゴム一つ買えなかった」から  だそうだ。

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ダービーの勝利に何か神がかったものを感じる。そう語る飛野社長。

特に大きなレースの前にはこの龍雲閣と地元氏神の静内神社にお参りする信心深い一面も。

 

 

 

人との縁、1枠をひけた運、クビ差の勝利・・・

飛野社長のこれまでの努力の賜物より他にないが、こういった地道な地域への貢献、仲間への感謝、祈り。これらのつながりが今回の勝利を導く追い風になったのかもしれない。

 

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次なる夢は・・・

凱旋門賞。

 

ひざを痛めてから縁遠かった飛行機に10年ぶりに乗ったのは今年のノーワン(フィリーズレビュー優勝)の桜花賞の時。善哉氏のお墓参りにも行きたくても行けていない。その上フランスまでの長時間はさすがにもたない…というが

 

夢の続きをどうにか現地で味わってもらいたいと思うのは、私だけではないと思う。

 

 

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写真:大西恵介(ジェイエス職員)

文と写真:足立玲子(株式会社ノードネットワークス)

 

※本文章の著作権は、株式会社ノードネットワークスに帰属します

 

 

 

 

 

 

 

 

繁殖馬セール出身馬の産駒が帝王賞(JpnⅠ)優勝!!

6月26日、大井競馬場で行われた帝王賞にて弊社繁殖馬セール取引馬の産駒オメガパフューム号(馬主: 原禮子様、安田 翔伍厩舎、生産:社台ファーム様)が見事制覇を果たしました。
関係者の皆様に心よりお祝い申し上げますとともに、今後の更なるご活躍を祈念いたします。
なお、オメガパフューム号の母であるオメガフレグランス号は、2015年秋季繁殖馬セールに上場され、岡田スタッド様が落札・ご購買されました。

今後とも繁殖馬セール出身馬産駒に是非ご注目ください!

繁殖馬セール出身馬の産駒が東京ジャンプS(J・GⅢ)優勝!!

6月22日、東京競馬場で行われた第22回東京ジャンプステークス(J・GⅢ・3歳上・障害3110m)にて、弊社繁殖馬セール取引馬の産駒シングンマイケル(馬主:(伊坂重憲 様、高市圭二厩舎、生産:ヒカル牧場様)が、終始好位からレースを進めると最終コーナーにて先頭を奪い、後続を振り切り重賞初勝利を挙げました。
関係者の皆様に心よりお祝い申し上げますとともに、今後の更なるご活躍を祈念いたします。
なお、シングンマイケル号の母であるジェヴォーナ号は、2010年秋季繁殖馬セールに上場され、伊坂重憲様が落札・ご購買されました。

―次回の繁殖馬セール、10月23日(水)開催!!近日上場馬募集開始します!―

セレクト&セレクションセール注目上場馬の紹介ページを掲載しました!

厳選された45頭を掲載!

 掲載馬はこちら!! 】

ワールドエース産駒JRA初勝利!!

6月16日函館競馬場にて行われました新馬戦(5R・芝・1200メートル)で新種牡馬ワールドエース産駒オータムレッド(牝馬 母ティッカーコード 母の父Giant’s Causeway)が直線外を豪快に伸びて快勝。先日のバジガクサフィオに続き同産駒2頭目の勝利、産駒JRA初勝利となりました。

本馬の今後更なる活躍が期待されます。
関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

―ワールドエース受胎条件50万円。更なる産駒の活躍にご注目下さい。―

海外代理購買の繁殖牝馬からダービー馬誕生!

5月26日東京競馬場で行われた第86回日本ダービーにおきまして、ロジャーバローズ号が優勝しました(馬主:猪熊広次様、栗東・角居勝彦厩舎、生産:飛野牧場様)!関係者の皆様に心より御祝い申し上げます。

ハイペースの2番手を追走し、直線では早めに抜け出していっぱいに粘り切りました!

今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

ロジャーバローズの母リトルブックは、2012年の英タタソールズ12月セールにて、弊社を通じて飛野牧場様に購買・輸入いただいた1頭です。

バトルプラン産駒が大活躍中!

5月19日新潟競馬場にて行われた韋駄天S(芝1000m)におきまして、バトルプラン産駒のライオンボス(美浦・和田正一郎厩舎、馬主・(有)和田牧場様、対馬正様生産)が1番人気に応えて優勝しました。これで新潟千直で2連勝となりました!

また、5月22日大井競馬場にて行われた第64回S1大井記念(ダ2000m)におきましては、同じくバトルプラン産駒のモジアナフレイバー(大井・福永敏厩舎、馬主・尾田信夫様、桜井牧場生産)が優勝し、昨年の勝島王冠以来となる重賞制覇を達成、帝王賞の優先出走権を獲得しました!

関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

そのほかにもフィリーズランが東京競馬場で勝ち上がるなど、ただ今絶好調のバトルプランを宜しくお願い致します!

セール上場馬パンフレットのご案内

 弊社では『JRHAセレクトセール』ならびに『HBAセレクションセール』 の上場馬を対象とした「フューチュリティ特別号・2019セレクト&セレクションセール 上場馬パンフレット」の作成を予定しております。
 昨年も好評いただきました本パンフレットは、実馬の写真を見せることに主眼を置 き、セールスポイントと血統をコンパクトに解説。“上場馬の特徴がひと目でわかるパ ンフレット”とすることを目指して作成するものです。
 これまで個々の牧場で作成されていたパンフレットをひとつにまとめることで、よ りリーズナブルな価格で作成できるだけでなく、オーナー様やトレーナー様などへ弊 社より直接送付いたしますので、ご自身で送本・配布する手間を省きつつも、ダイレク トにアピールすることができます。また、弊社ホームページ内でもパンフレットと同じ 内容を公開することで、より幅広い層に上場馬を見ていただくことが可能です。
 つきましては、ぜひ本パンフレットへの掲載をご検討賜りたく、ご 案内申し上げます。

セール上場馬パンフレット募集要項

媒体概要 たて200㍉×よこ138㍉・オールカラー印刷
(セリ名簿よりひと回り小さいサイズです)
掲載内容 立ち写真、セールスポイント(見出し)と血統解説 セール名、上場日および上場番号
父馬名・母馬名・母の父名・ 性別・毛色・生月日 販売者名・連絡先 その他
掲載頭数 24頭~30頭の予定(最大36頭)※先着順
印刷部数 3,500部
発 行 日 2019(令和元)年6月18日(火)を予定
配 布 先
  1. 馬主(一部抜粋)
  2. 調教師(中央・南関東の全調教師)
  3. JRA・地方競馬馬主会・農協など関係団体
  4. 開催競馬場

 以上は弊社にて郵送します。

  • 上記のほか、北海道市場、セレクトセール会場、日高管内宿泊施設、ジェイエス本社等に常備の上、希望者に配布します。
  • ご希望の送付先がございましたら、別途、お申し出ください。
  • 掲載者様へ1牧場につき20部までを贈呈いたします。
掲 載 料 1頭(1ページ)37,800円(税込) ・HP掲載料を含む

  • 合わせて弊社HPでの動画掲載をご希望の場合はその旨お知らせ 願います(動画データは貴殿にてご用意ください)。
申込方法 申込書』に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送にて 弊社までお送りください。
申込締切 2019(令和元)年5月21日(火)
写真締切 2019(令和元)年5月30日(木)

  • 立ち写真は、できるだけ大きなサイズのデジタルデータ(1MB 以上)
    での提供をお願いいたします。
  • 複数の馬の写真をお送りいただく際は、馬名を記載したプリントを 添付してください(保存したデータ名に馬名を入れても可)。
  • 写真撮影は弊社でも承ります(別途撮影料をご請求)ので、ご希望 の方は早めにお知らせください。

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お申込み・お問い合わせは

株式会社ジェイエス
〒056-0016 北海道日高郡新ひだか町静内本町 1-2-1
TEL(0146)45-2544
FAX(0146)46-3700
担当:大西・前谷・松田・岩間まで
e-mail:jshp@jscompany.jp